車を買うとなると車体だけの価格で収まらないのは車を買う方にとって常識ですが、実際にいくらになるのかは予算の関係もあるので大きな関心事です。
販売者側の都合としてはほかの業者よりも広告を目立つようにするために、乗り出し価格は抜いた状態で車体価格を書いているケースが多い、というかほとんどがそのような状態であり、良心的な広告メディアを除けば、表示されている価格で車を購入できないことはユーザー側もよく知っています。
今回は新車と中古車の乗り出し価格について、その相場がいくらなのかを見ていきます。
車の乗りだし価格はいくらが相場か
車を買うとき、新車を選ぶか中古車を選ぶかによって、かかる費用の考え方が異なります。
新車を買う場合は、車本体の値段に加えて、選んだ追加オプション、さまざまな税金、整備パックなどの追加費用を合わせた金額が「乗り出し価格」になります。この乗り出し価格は、車によって変わりますが、車本体の価格の約1割から2割が目安となることが多いです。
一方で、中古車の場合は、乗り出し価格の大部分が車検や必要な整備費用で、通常は車体価格に約30万円を加えた金額が乗り出し価格となります。
中古車の乗り出し価格は比較的シンプルで理解しやすいです。それに対して新車の場合は、追加費用が多岐にわたるため、総費用を把握しにくいことがあります。
例えば、新車でトヨタプリウスの「S」グレードを選んだ場合、乗り出し価格を計算する際には、基本の車体価格に、選んだオプションの費用、必要な税金、そして整備パックなどの追加費用を全て足し合わせる必要があります。
このように、新車か中古車かによって、乗り出し価格を考える際のポイントが異なるため、車を選ぶときはこれらの費用も含めて総合的に検討することが大切です。
総支払費用と諸費用の価格計算例
トヨタプリウスの「S」グレードを例に出して、新車の乗り出し価格を見ていきます。
特に注目してほしいのはメーカーオプションであり、この部分は乗り出し価格として高くなる要因となります。
価格(円) | |
車両本体価格 | 2612500 |
メーカーオプション | 246400(T-Connectナビ 9インチモデル(ステアリングスイッチ付)ナビレディパッケージ用) |
ディーラーオプション | 13200(サイドバイザーの場合) |
自動車税(年額) | 12000 |
自動車重量税 | 22500 |
自賠責保険料 | 36780 |
販売店諸費用 | 66939 |
リサイクル料金 | 11480 |
小計 | 3021799 |
減税免税など | △22500 |
支払い総額 | 2999299 |
※以上はトヨタ公式サイトの見積もりシミュレーション結果による
見てわかるように車体価格に対して2割増しとなってしまいます。
ということで、新車の乗り出し価格の相場としてはオプションの選択による面と、消費税も考慮するとさらに高くなるということがわかってもらえたと思います。
新車乗り出し価格相場例の注目ポイント
車を購入するとき、支払い総額の大部分を車両本体価格が占めるのは当たり前ですが、メーカーオプションの費用もかなり高くなりがちです。ただし、メーカーオプションについては値引きが難しいのが一般的です。
メーカーオプションには、安全装備やナビゲーションシステムなど、必要とされる機能が多く含まれているため、これらのオプションによって価格が高くなるのはやむを得ないことかもしれません。
しかし、販売店の諸費用に関しては、交渉によって削減したり、無料にすることが可能です。そのため、どんなに小さな費用でも、積極的に交渉してコストダウンを図ることが大切です。
一方で、法定費用(例えば取得税など)については、特定の減税措置を除いて削減することは難しいです。ですが、車の購入価格を下げることで、これらの税金の支払い額も少なくすることができます。つまり、車の価格をできるだけ低く抑えることが、税金の節約にもつながるわけです。
車購入時には、メーカーオプションや販売店諸費用、法定費用など、さまざまなコスト要因を理解し、賢く交渉を進めることで、トータルコストを最適化することが求められます。
節約できる販売店諸費用
販売店諸費用については削減することが可能で、車の値引き最終段階ではここを交渉できるかが、少しでも安く車を買うためには重要な要素です。
販売店諸費用については、主に代行費用が多くを占めていて、例として次のような項目があります。
- 納車代行費用
- 登録・届出代行費用
- 名義変更代行費用
- 下取引取り費用
- 車庫証明取得代行費用
- 車検代行費用
たとえば納車費用については自分で購入した車を取りに行けばその分を節約できます。
また車庫証明取得も、取得経験が無い方でも簡単に取得できるでしょう。
ただ、車検についてはユーザー車検が出来そうでなければ、任せてしまったほうがよいです。
つまり、書類関連の代行であれば自分で出来る場合も多く、その反面、技術的な手続きが必要なものは任せたほうが良いということになります。
自分で取りにいけば納車代行費用はカットできる
車を買うときにかかる費用を少しでも減らしたいなら、一番手っ取り早いのは納車代行費用を省くことです。なぜなら、車を自分で取りに行くだけでお金が節約できるわけですから、これほど簡単な節約方法はありません。
納車代行費用は、多くても1万円程度ですから、節約額としては大きくはありませんが、車の価格交渉をしっかりしたい方や、諸費用をできるだけ抑えたい方にとっては、納車代行費用を省くことが一つの方法になります。
書類関連は時間がある人向け
書類関連の諸費用を節約するには、少しの手間と基本的な知識が必要ですが、それほど難しい作業ではありません。「名義変更代行」「登録代行」「車庫証明関連代行」などが主な諸費用ですが、特に一般的なのが車庫証明関連の手続きです。
車庫証明を取得するには、大体2週間ほどかかりますが、警察署に2回訪れるだけで完了します。この手続きを自分で行うことで節約できる費用は、約1万円前後になることが多いです。車の価格交渉で限界まで値引きをしてもらった場合でも、この1万円は無視できない額です。
もし警察署が近くにある場合は、書類記入もそこまで難しくないため、車庫証明の取得を自分ですることを検討する価値があります。
諸費用を交渉する最適なタイミングについても重要です。車を購入する過程で、販売店との交渉では車の価格だけでなく、これらの書類関連の諸費用についても話し合い、できるだけ負担を減らすように努めることが大切です。自分でできる手続きは自分で行い、不要な代行費用を節約することで、車の総コストを抑えることが可能になります。
諸費用の交渉は最後に行うこと
車を買うときの値引き交渉で、小さな費用の話は最後にするべきです。小さいことから交渉を始めてしまうと、大きな値引きを話し合う時に困難になることがあります。だから、まずは大きな金額の値引きから始めて、最後に細かい部分の交渉をするのが、うまく大きな値引きを得るためのコツです。
また、車屋さんは小さな費用で利益を出そうとしていることが多いので、いきなりこれらを削るように言うと、相手に悪い印象を与えかねません。だから、細かい部分の値引き交渉は、すべての大きな話が終わった後に取っておくといいでしょう。
乗り出し価格相場はいくら?まとめ
車を買うときは、車体価格だけでなく、他にもいろいろな費用がかかります。ですが、これらの費用には減らせるものと減らせないものがあります。
たとえば、税金の部分でも最近は減税措置があるので、減らすことができるかもしれません。車を買う計画を立てるときから、支出を抑える方法を考えると良いでしょう。
車の維持費に関しては、すべて定価通り支払わなければならないわけではありません。特に、販売店が加算する手数料は交渉で減らすことが可能なので、しっかりと話し合いをすることが大切です。
車をできるだけ安く手に入れることはみんなの願いですが、販売店の立場も考慮しながら、どこをどう交渉するかをしっかりと考えましょう。
また、もし大幅な値引きを望むなら、中古車の選択肢も考えると良いですね。新車にこだわらない場合は、中古車を検討することで、望む条件に合った車を見つけやすくなります。
トヨタの高級ミニバンとして人気を誇るアルファードとヴェルファイア。その優れた居住性や走行性能、高級感のある外観から、多くのユーザーに支持されてきました。しかし、近年ではこれらの車種のリセールバリューについて様々な議論が交わされています。特にアルファードについては、「リセールバリューが崩壊している」という声も聞かれます。本記事では、アルファードとヴェルファイアのリセールバリューの現状と今後の展望について、詳しく解説していきます。
アルファードはリセールバリューが崩壊している?
https://www.youtube.com/watch?v=c4J7R6R0h3k
アルファードはリセールバリューが崩壊しているのかについて、ネットで確認できるものをまとめています。
こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。
元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。
- ヴェルファイアとアルファードのリセールに関して
- アルファード リセールバリューについて
- ヴェルファイアにしようかアルファードにしようか迷っています。
- アルファードのリセールバリュは良いですか?
- レクサスLMの6人乗り仕様はリセール良いですか?
アルファードとヴェルファイアのリセールバリューの現状
アルファードとヴェルファイアは、長年にわたり高いリセールバリューを維持してきた車種として知られています。しかし、最近では特にアルファードについて、リセールバリューの低下を指摘する声が増えています。
アルファードの現状
アルファードは依然として人気車種ですが、市場への供給量が増加したことで、以前ほどの高値がつきにくくなっているという指摘があります。一部のユーザーからは、「街中でよく見かけるようになった」「珍しさが薄れた」といった声も聞かれます。
ヴェルファイアの現状
ヴェルファイアについては、アルファードほど大きな変化は見られないものの、やはりリセールバリューの若干の低下傾向が指摘されています。ただし、その程度はアルファードほど顕著ではないとされています。
リセールバリューに影響を与える要因
アルファードとヴェルファイアのリセールバリューに影響を与える要因は複数存在します。主な要因として以下が挙げられます。
市場への供給量
新車販売台数が増加すると、必然的に中古車市場への供給量も増加します。アルファードの場合、人気が高まったことで新車販売台数が増加し、結果として中古車市場での競争が激化しています。
新型モデルの登場
新型モデルが発売されると、旧型モデルの価値が相対的に低下する傾向があります。アルファードとヴェルファイアは定期的にモデルチェンジが行われており、これがリセールバリューに影響を与えています。
経済状況
景気の変動や金融政策の変更など、マクロ経済の状況もリセールバリューに影響を与えます。特に高級車は経済状況の影響を受けやすい傾向があります。
車両の状態
個々の車両の使用状況や整備状態も、リセールバリューに大きく影響します。適切なメンテナンスを行い、良好な状態を保っている車両は、比較的高いリセールバリューを維持しやすいでしょう。
各モデルのリセールバリューの比較
アルファードとヴェルファイアのリセールバリューを比較すると、以下のような傾向が見られます。
アルファード
アルファードは依然として高いリセールバリューを維持していますが、以前と比べるとやや低下傾向にあります。特に、新車で購入してから3年程度経過した車両では、購入時の価格の60〜70%程度で取引される例が多いようです。
ヴェルファイア
ヴェルファイアは、アルファードと比較するとやや高いリセールバリューを維持しています。新車購入から3年程度経過した車両では、購入時の価格の65〜75%程度で取引される例が多いとされています。
グレードによる違い
両モデルとも、高グレードの車両ほど高いリセールバリューを維持する傾向があります。特に、人気のある特別仕様車や上位グレードは、比較的高値で取引されることが多いようです。
今後のリセールバリュー予測
アルファードとヴェルファイアの今後のリセールバリューについては、以下のような予測が立てられています。
短期的な見通し
当面は現在の傾向が続くと予想されています。つまり、アルファードについては緩やかな低下傾向、ヴェルファイアについては比較的安定した推移が続くと考えられます。
中長期的な見通し
中長期的には、新型モデルの投入やハイブリッド車の普及など、様々な要因によってリセールバリューが変動する可能性があります。特に環境規制の強化に伴い、低燃費車や電動化車両の価値が相対的に高まる可能性も指摘されています。
市場動向の影響
中古車市場全体の動向も、アルファードとヴェルファイアのリセールバリューに影響を与えるでしょう。特に、同クラスの競合車種の動向や、消費者のニーズの変化には注目が必要です。
購入時の考慮事項
アルファードやヴェルファイアを購入する際、リセールバリューを考慮に入れるならば以下の点に注意するとよいでしょう。
グレード選び
前述の通り、高グレードの車両ほど高いリセールバリューを維持する傾向があります。ただし、必要以上に高いグレードを選ぶと、購入時のコストが増大するデメリットもあります。自身の使用目的や予算に合わせて、適切なグレードを選択することが重要です。
オプション装備
一部のオプション装備は、リセールバリューの維持に貢献します。特に、安全装備や快適装備など、多くのユーザーが求める装備を選択することで、将来的な売却時に有利になる可能性があります。
カラーの選択
ボディカラーもリセールバリューに影響を与える要因の一つです。一般的に、白やシルバー、黒など、無難なカラーを選択すると、より幅広い買い手につながる可能性があります。
メンテナンス
適切なメンテナンスを行い、車両を良好な状態に保つことは、リセールバリューの維持に大きく貢献します。定期的な点検や修理を怠らず、内外装の手入れにも気を配ることが重要です。
購入のタイミング
新型モデルの発売直前は、現行モデルのリセールバリューが低下しやすい時期です。逆に、モデルチェンジから間もない時期に購入すれば、比較的長期間高いリセールバリューを維持できる可能性が高まります。
まとめ
アルファードとヴェルファイアのリセールバリューについて、現状と今後の展望を見てきました。確かに、特にアルファードについては以前と比べてリセールバリューの低下傾向が見られます。しかし、「崩壊している」と言えるほどの急激な低下ではなく、依然として他の車種と比較すれば高いリセールバリューを維持していると言えるでしょう。
ヴェルファイアについては、アルファードほどの大きな変化は見られず、比較的安定したリセールバリューを保っています。ただし、今後の市場動向や新型モデルの投入によっては、状況が変化する可能性もあります。
車両の購入を検討する際には、リセールバリューだけでなく、自身のニーズや使用目的、予算などを総合的に考慮することが重要です。また、購入後の適切なメンテナンスや使用方法によっても、リセールバリューの維持に大きな差が生じることを忘れてはいけません。
アルファードやヴェルファイアは、その優れた性能と快適性から、今後も多くのユーザーに支持され続けるでしょう。リセールバリューの動向に注目しつつ、自身のライフスタイルに合った選択をすることが、満足度の高い車選びにつながるはずです。