スズキのクロスビーは、ハスラーの普通車版として2017年に登場したクロスオーバーSUVです。発売当初は注目を集めましたが、「売れていない」「見かけない」という声も聞かれます。果たして本当にクロスビーは人気がないのでしょうか。実際のオーナーの声や市場での評価を詳しく見ていきましょう。
クロスビーは人気がない?評判まとめ
クロスビーは人気がないがないのかについて、ネットで確認できるものをまとめています。
こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。
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- クロスビーに興味を持っていて実物を見たいのですが
- スズキのクロスビーのメリット、デメリット詳しい方教えて …
- スズキのクロスビーはいい車ですか?街乗りする分には十分 …
- クロスビー買いました。ソリオが欲しくて買いに行って …
- スズキのクロスビーはハスラーの普通車版のようですが
- スズキのクロスビー乗ったことのある方、印象はどうでしたか?
- スズキのクロスビーは何故あまり売れていないのですか。 軽 …
クロスビーの評価分析
ロスビーはスズキの独自路線を体現するコンパクトSUVとして、市場で特異な位置づけを確立しています。ハスラーに似たデザインと普通車サイズの組み合わせは賛否両論ですが、個性的なスタイリングと実用性の両立を評価する声も多くあります。価格面では割高という指摘もありますが、装備の充実度を考えると妥当な評価とも言えます。
デザインと外観
クロスビーのデザインは、人気車種であるハスラーとの類似性が指摘されています。これは販売戦略として意図的だったものの、「ハスラーの大きいバージョン」というイメージが強すぎて独自性が薄れてしまった面があります。
しかし、実際のオーナーからは「個性的で可愛い」「他にない魅力的なデザイン」という好意的な声も多く聞かれます。特にツートンカラーのボディカラーバリエーションは、若い世代やデザイン重視のユーザーから支持を得ています。
走行性能と実用性
1.0Lターボエンジンの性能については、多くのオーナーから高評価を得ています。「パワーは十分」「高速道路でも余裕がある」という声が目立ちます。実際、1.6〜1.7L相当のトルクを発揮するため、街乗りから高速走行まで快適にこなせます。
一方で燃費面では、カタログ値ほどの数値が出にくいという指摘もあります。街乗りでは10km/L前後、高速道路でも1517km/L程度という声が多く、同クラスの他車と比べるとやや劣る印象です。
使い勝手
室内空間については、「見た目以上に広い」という評価が多数です。特に以下の点が好評です。
- 後部座席の居住性が良好
- フルフラットにできる便利なシートアレンジ
- 車中泊にも対応可能な室内空間
- 使いやすい収納スペース
ただし、「荷室容量がやや少ない」「後席の乗り心地が硬い」といった指摘も見られます。
販売状況と市場での評価
実際の販売台数を見ると、月間2,000〜3,000台程度で推移しています。これは決して少ない数字ではなく、同クラスのSUVと比較しても遜色のない水準です。
2018年4月の販売実績では、以下のようになっています。
- CHR:4,531台
- ヴェゼル:4,047台
- クロスビー:2,716台
- エクストレイル:2,620台
スズキの販売網を考慮すると、健闘していると言えます。「見かけない」という印象は、ハスラーの圧倒的な普及度と比較されるためかもしれません。
オーナーの声
実際のオーナーからは、コンパクトな車体での取り回しの良さや、個性的なデザイン、充実した装備への満足度が高いという声が多く聞かれます。一方で、後部座席の乗り心地や燃費面での不満も指摘されています。「軽自動車では物足りないが大きな車は不要」というニーズに応える車として、使用目的に合致したユーザーからは高い支持を得ています。
満足している点
多くのオーナーが以下の点を評価しています。
- コンパクトな車体で取り回しが良い
- 雪道や悪路での走行性能が優秀
- 独特なデザインで目立てる
- 装備が充実している
- 普通車でありながら軽自動車感覚で運転できる
不満点
一方で、以下のような指摘も見られます。
- 燃費が想定より悪い
- 価格が割高に感じる
- 後部座席の乗り心地が良くない
- エンジン音がやや気になる
- ガソリンタンクが小さい(32L)
まとめ
クロスビーは、「人気がない」というより「独自のポジション」を確立している車と言えそうです。スズキならではの個性的なクロスオーバーSUVとして、一定の支持を得ています。
メリット
- コンパクトな車体で運転しやすい
- 十分な走行性能
- 使い勝手の良い室内空間
- 個性的なデザイン
- 充実した安全装備
デメリット
- やや割高な価格設定
- 燃費性能に課題
- 後席の乗り心地
- ガソリンタンク容量の少なさ
クロスビーは、「軽自動車では物足りないが大きな車は不要」というニーズに応える独自のポジションを確立しています。価格や燃費面での課題はありますが、独特の魅力で固定ファンを獲得している様子が伺えます。
今後の展望としては、ハイブリッドシステムの搭載や安全装備の更なる充実など、競争力を高めるための進化が期待されます。また、独自性のあるデザインや使い勝手の良さといった強みを活かしながら、より幅広い層への訴求が課題となるでしょう。
ユーザーの用途や優先順位に応じて、クロスビーは十分な選択肢となり得る車種と言えます。特に、個性的なデザインや使い勝手を重視する方々にとっては、魅力的な一台となるでしょう。